XEXEX ゼクセクス



■ 地獄突きの特徴

 溜め撃ちであるフリント地獄突きは本来強力な攻撃だが、
 時間をかけた割には溜めたに見合うダメージを与えられない場合がある。
 これは地獄突きの、というかフリントの特性によるものである。

 例えばフリントを置いた場合を考えてみよう。
   フリントが敵に接触している場合は敵にダメージを与えられる
   フリントが敵に接触していない場合は敵にダメージを与えられない
 つまり、フリントが敵に与えるダメージは接触している時間に比例する事になる。

 これを地獄突きに置き換えて考えてみる。
 同じだけ溜めても、
   遠くから突いて触手の先端だけ触れる
   近くから突いて触手の先端から根元まで触れる
 どちらがダメージが大きいだろうか?

 耐久力は高いが、地獄突き使えば一撃で倒せる敵も少なくない。
 ただしそれは、近付いて突けばの話である。

 ※ 例外としては例えば4面ボス、あれは弱点が地形に埋まっているので、
   地形を貫通できないフリントの触手は触れた瞬間に引っ込んでしまい、ほとんどダメージを与えられない。


■ 1面ボス第2形態攻略

 当時、多くのプレーヤーが安全地帯と言われた天井の穴に入り、散っていった。

 このボスで最も凶悪(と言われていた)のは、第2形態の破片バラマキ攻撃である。
 速い上に、放物線を描いてUターンしてくる。

 この破片バラマキ攻撃はデタラメに撃っているのではなく、自機を狙っているのだ。
   ……が、当時のゲーメスト(ゲーム雑誌)も、現在の複数の攻略サイトも、
   この点に言及しているのを見た事が無い。(私が見落としているだけかもしれないが)
 つまり、バラマキ攻撃を恐れてボスとの距離を置くのではなく、
 むしろ近付いておいて少しずつ移動し誘導するのが好ましい。

 まず、自機をボスの四次元砲(という名前らしい)の砲口の左上でスタンバイ。
 高さは砲身より上、左右はフリントロック+フリントの長さの2〜3倍くらいかな。私はもうちょっと近付くけど。
 で、ボスが次に何を打ってくるか見定める。
   砲身が下向きに高速回転 : 破片直線撃ち攻撃
   砲身が上向きに高速回転 : 破片バラマキ攻撃
   砲身が上向きに低速回転 : 螺旋岩攻撃
 バラマキの場合はちょっとずつ後に下がり、画面左端に達したらちょっとずつ上に移動。

 スパイラルレーザーは砲口にはぶつかるけど砲身はすり抜けるので、
 発射時の自機位置を調整して確実に弱点に当たる様にする。
 なお、スパイラルレーザーの場合はフリントを食い込ませない方が良い。
 フリントを食い込ませスパイラルレーザーを併用した時よりも
 スパイラルレーザーのみで攻撃した時の方が早く倒せる。
 おそらく、フリントとショットの併用攻撃の場合、ショットによるダメージは加算されず
 かつフリント食い込ませによるダメージがスパイラルレーザーによるダメージを下回る為だと思われる。

 2面に備えグランドレーザーの ままの場合はフリントを食い込ませた方が早い。
 第1形態で、肉塊を処理させる為にフリントは画面右上に置いているのであれば、
 そのまま放置しておけば第2形態で食い込んでくれるハズ。



略攻略 1周目用

■ 基本
 ・ スピードは1速で十分。ただし5面・6面はパターン化するまでは2速推奨。
  窮地をスピードで乗り切ろうなどと考えない。まずはフリントありき。
 ・ 自機の行けない場所、撃てない方向にフリントを置く。基本中の基本。
 ・ フリントは離しっぱなしではダメ。状況に応じて適所に置く事。
 ・ フリントによって与えられるダメージの効率を考える。
   ・ 地獄突きは弱点に近付いて撃つ。近づけない場合はシュートした方がマシ。
   ・ 溜めてる最中でもフリントを敵に接触させればダメージを与えられる。
 ・ 2箇所分業の場合はフリントと自機をそれぞれとどちらに置くべきか考える事。
 ・ 出現したレーザーを無闇に取らない。特にサーチレーザーは5面ボス以外使い道が無い。
 ・ フリントボタン連打なんて論外。

■ 1面
 ・ 前半は最初の3編隊を処理できれば あとはアドリブでも行けるでしょう。
  戦艦は弱点の下にフリント置いた方が早い。
  (正面から地獄突きをしても弱点に近づけない為 与えられるダメージが少ない)
 ・ 2つ目の隠しアイテム(下へスクロールする直前)は
  突き出た岩の手前(左側)にフリントを置き、前触手で 突つかせると1upの可能性が高い。
 ・ 中盤は敵が特攻してくるのでポカミス注意。
  慣れてきたらフリントをあらかじめ敵の出現する所に置いておく。
 ・ 終盤はフリントと自機で分担すれば おしまい。
 ・ ボス戦は上記の通り。

■ 2面
 ・ 球をグルグル回してる敵は闇雲に撃つとヒドい目に遭うので、頭を使って倒す。
  溜めといて輪の途切れている部分から地獄突きで一気に倒すか、
  輪の外から貫通力の無いショットを打ち続けるか。
  (自機、球、中心が一直線に並んでる時に中心を破壊するから自機に向かって球が飛んでくる、
   一直線に並んでいる時にダメージ与えなければ中心も破壊されないから飛んでこない)
 ・ フリントと自機で分業。

■ 3面
 ・ 小戦艦は地獄突き1発で倒せる。怖がらず近付く。
 ・ 青いトンボ戦闘機は地形にぶつかると反射して向きを変え、忘れた頃にやってくる。
  基本的には自機を狙って近付いてくるので、うまく誘導する。
 ・ 水中のザコのほとんどは特定の角度にしか弾を撃てない。近付く方向をよく考える。
 ・ 後半の隠しアイテムは最も1upが出し易いポイント(Γ型地形をフリントで左側から突つく)。

■ 4面
 ・ 実は下ルートの方が楽。耐久力の高い柱は溜めながらフリントを押し付け、地獄突きを繰り返す。
  上ルートは敵が速い上、ハッチ破壊後もハッチ跡地から敵が突っ込んでくる。
 ・ ボスは上下どちらかの触手にフリントを絡める。絡めた側の触手は動けなくなる。
  この時、もう1本の触手を誘導する事が肝心。例えば上の触手にフリントを絡めた場合、
  下の触手が伸びる際にフリントに接触すると いったん縮み、事実上フェイント動作となる。
  自機位置や移動方向を調整し、触手が上向きに伸びない様に誘導する。
  シャドーレーザーであればボスが触手を動かす前に倒す事も可能。
  シャドーレーザーは じっとして ただ当てるより、弱点の幅に合わせて自機を上下に動かした方が効率が良い。

■ 5面
 ・ 中ボスは3匹相手だと辛い為、速攻で1匹倒す。
  事前に溜めておき、登場と同時に龍の頭部に接近地獄突き。
 ・ ボスはホーミング弾処理の為サーチレーザー推奨。地獄突きの上下幅も有効。
  板顔を左に移動させたら、本体に接近し、徐々に上にスクロールさせながら上と中の弱点を地獄突きで攻撃。
  下の弱点も同様の方法で行いたい所だが、下にスクロールさせると
  上の砲台から発射されたホーミング弾が画面下側から飛んでくる為 危険。
  そこでフリントを切り離し、徐々に上にスクロールさせ続け、フリントを弱点に接触させる。
  ただしフリントが2本触手の場合は この方法は ほとんど効果が無い。

■ 6面
 ・ 高速スクロールで意図しないアイテムを取らない様に注意。サーチレーザーは罠。
  特に中型戦艦×3の場面での画面上端の隠しアイテムに注意。その場面で普通は上端に居ないけど。
 ・ フリントを切り離すと画面左へ気に流される事を有効に活用する。
 ・ ボスはレーザー発射方向をうまく誘導する。